当店において大きく洗い方を分類するとドライクリーニングと水洗いに分けられます。
ドライクリーニングとは石油系溶剤・パークレン系・フッ素系に分かれますが私たちは石油系溶剤を現在は使用しています。
このような溶剤で処理する商品は主に動物繊維が多く含まれており植物繊維でも染色方法や付属商品が特別な場合においては同様な洗い方をいたします。
洗いによって型くずれや色落ち、素材の風合を落とさない為に洗う溶剤です。
しかし油脂分の汚れや染みには溶解力は優れていますが水溶性の汚れや染みはなかなか困難です。
ドライ溶剤にソープ(活性剤)を加えて水溶性のしみを抱かせて多少取り除くことはできますが、やはり水溶性のシミは水洗いで洗ったほうがスッキリ・サッパリします。
そこで当店は少し原始的ですが
Wクリーニングを致しております。
上記の商品の場合は基本的にドライクリーニングをする前に染み抜き(前処理)を徹底的に処理します。
1.頑固な油染み・タンニン・タンパク系・酸化している商品をここで処理いたします。
2.新液で油脂分を綺麗に洗い流します。
※通常のドライ機はタンクに溜まっている液にソープ(活性剤)を加えてフイルターを通して使用します。ソープが水を抱く性質がありますので溜ま過ぎるとタンクの液が酸化しやすくなります。酸化すると臭いの元になりますので常に新液の状態に近づけています。
また、高性能回収乾燥機で環境対策(VOC排出削減)をしています。
3.乾燥機から出てきた商品を徹底的に染みの検品して水染みの残っている商品はウエットクリーニングに移ります。
4.綺麗に処理されている商品は2階の仕上げ場に移ります。
5.ウエットクリーニングとは
商品の素材や染色の状況によって一点一点丁寧に中性洗剤(生地に負担がかからない洗剤)においてこのように処理されます。風合・貼りを持たせる為に柔軟剤・科学糊を薄めて商品を復元に向けての処理をします。
6.再び検品の場所に回り、染みの確認が入ります。
※1 シャツ類の洗い方はアルカリ洗剤・メタケ・酸化漂白剤にて洗います。
※2 水洗い(主に化繊繊維)は中性洗剤にて洗っています。
逆に1,2の場合油性のシミが残る確立が多少おきますのでドライクリーニングで処理して再び水洗いへ回る場合もあります・・・・・
7.2階の仕上げ場に(復元作業)
どのような溶剤・洗剤・低温乾燥をしても生地は多少必ず変化がおきています。
復元作業は技術を要する場所です。
職歴4年〜18年のベテランの女性が頑張っています。
衿とカフスのプレス機で縫いしろを完璧に
1階(洗い場)から染みの確認をされた商品が上がってきて一回目のシワ伸ばしの機械に投入されます。
ブレザー・OP・スカート類は万能プレス機で
ズボン等はウールプレス機で
(Yシャツ類・ポロシャツ類・セーター・着物)5台の平台で電蒸アイロンにて復元
2階(仕上げ場)から再び1階の検品・包装・配送ラインへ戻って行きます。